研究課題/領域番号 |
18K00089
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
|
研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
四戸 潤弥 同志社大学, 神学部, 教授 (80367961)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | アフマド有賀 / 香蘭経翻訳 / イスラーム信仰 / 日本におけるイスラーム布教 / 明治大正昭和のイスラーム / イスラーム / 香蘭経 / 井筒俊彦 / 日本のイスラーム研究 / 日本の『クルアーン』理解 / アフマド有賀ノート / イスラーム法理学 / アジアのイスラーム / アラビア語 / アルマド有賀 / 日本人イスラーム教徒 / 日本とイスラーム / 中国革命 / 神戸モスク建設 / アフマド有賀日記 / 日本イスラーム史 / 資料のデジタル化 |
研究成果の概要 |
明治開国を契機に、外国宗教との折衝が可能となり、イスラーム教への入信も可能となった。それまでの宗教は個人の選択というよりは、地域社会の宗教の受け入れと、儒教の橋梁主義であったが、明示期には、個人が外国との交流により、自らの宗教を選択できるようになった。この開かれた世界のなかで、日本人は信仰への追求ではなく、外国人との交流により自然に新たなる宗教へと導かれていった。アフマド有賀の場合は、最初は来日したキリスト教宣教師からであったが、自らが海外へと向かい、そこでの交流がアジアであったことがイスラーム信仰の契機であった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
明治開国を契機に、外国宗教との折衝が可能となり、イスラーム教への入信も可能となった。それまでの宗教は個人の選択というよりは、地域社会の宗教の受け入れと、儒教の橋梁主義であったが、明示期には、個人が外国との交流により、自らの宗教を選択できるようになった。この開かれた世界のなかで、日本人は信仰への追求ではなく、外国人との交流により自然に新たなる宗教へと導かれていった。アフマド有賀の場合は、最初は来日したキリスト教宣教師からであったが、自らが海外へと向かい、そこでの交流がアジアであったことがイスラーム信仰の契機であった。
|