研究課題/領域番号 |
18K00092
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
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研究機関 | 天理大学 |
研究代表者 |
岡田 正彦 天理大学, 人間学部, 教授 (00309519)
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研究分担者 |
下村 育世 一橋大学, 大学院社会学研究科, 特任講師(ジュニアフェロー) (00723173)
林 淳 愛知学院大学, 文学部, 教授 (90156456)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 仏暦 / 神宮暦 / 皇紀 / 暦政策と宗教 / 貞享暦 / 須弥山儀 / 神宮大麻 / 明治改暦 / 仏教天文学 / 陰陽道 / 視実等象儀 / 土御門家 / 梵暦運動 / 仏暦と仏教天文学 / 近代の陰陽道 / 官暦と神宮大麻 / 暦と国家神道 / 暦と近代仏教 |
研究成果の概要 |
2018年には、日本宗教学会・第77回学術大会において「暦を通して宗教史を語りなおす」と題するパネル発表(代表者:林淳、岡田正彦・下村育世は発表者)を行ない、2019年の日本宗教学会・第78回学術大会では、「近代における暦・国家・宗教」と題するパネル発表(代表者:岡田正彦、林淳・下村育世は発表者)を企画して、どちらも高い評価を受けた。しかし、2020年度は新型コロナウィルスの感染拡大ために、最終年度に予定していた海外の学会での研究発表や調査活動は中止を余儀なくされた。このため、2年間科研の申請期間を延長し、2022年度末に研究報告書を刊行するかたちで研究活動に区切りをつけることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
暦を通して近代日本の宗教・文化・社会の変動を総合的に理解するという、従来の日本宗教史ではあまり取り上げられてこなかったテーマに切り込むことによって、新たな知見を得られたばかりでなく、宗教学の枠組みを超えた多方面の研究者との交流が深まった。また、科研の調査を通して各地の暦関係者や寺社の関係者たちのつながりがつくられ、今後の研究の進展を展望できる環境が整ってきた。本科研のメンバーを中心にした研究プロジェクトは現在も継続中であり、今後の研究のひろがりを期待できるようになったことが、この科研の最大の研究成果だと考えている。
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