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人民の意志から人民の理性へ;19世紀フランスにおける理性と社会

研究課題

研究課題/領域番号 18K00094
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01040:思想史関連
研究機関北海道大学

研究代表者

金山 準  北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (30537072)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード社会的なもの / フランス / 統治 / 理性 / 産業社会 / 思想史 / 社会学史 / 家族 / 人民主権 / 自由主義 / 社会主義 / 公共理性
研究成果の概要

本研究は19世紀フランスにおける「社会」(より具体的には、19世紀前半に本格化する産業化された社会)という主題を、「理性」との関係で検討した。革命後のフランスでは、統治の基礎をルソー的な人民の「意志」ではなく「理性」へと求めることが重要な思想的トレンドとなった。本研究はその点を踏まえつつ、統治の基盤たるその理性を社会からいかに引き出すか、という点をめぐる思想家たちの論争を再構成したものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の根本にある問いは、統治の基礎となるべきものは何であり、それをどこに・どのように求めるべきか、というものである。本研究はこの問いを革命後の19世紀フランスを題材に検討した。本研究の学術的意義は、上記の根本的な問いを設定することで、イデオロギーによって研究が分断されがちな19世紀フランスの諸思想(とくに自由主義者と社会主義者)を、その政治的立場を横断して扱った点にある。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2018

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] プルードンの集合理性論--自律・社会・コミュニケーション--2018

    • 著者名/発表者名
      金山準
    • 雑誌名

      思想

      巻: 1134 ページ: 59-78

    • NAID

      40021667276

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] プルードン 反「絶対」の探求2022

    • 著者名/発表者名
      金山 準
    • 総ページ数
      228
    • 出版者
      岩波書店
    • ISBN
      4000615211
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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