研究課題/領域番号 |
18K00108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01040:思想史関連
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研究機関 | 和洋女子大学 |
研究代表者 |
小澤 京子 和洋女子大学, 人文学部, 教授 (40613881)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 建築の図的表現 / 建築史 / 建築思想 / 建築理論 / 類型学 / 像行為 / テクストとイメージ / 19世紀建築 |
研究成果の概要 |
本研究では、テクストと並んで図解が世界の認識と思考のための道具となる啓蒙主義時代から、「タブロー」の語が科学技術分野での「図解」を意味するようになる19世紀前半(第二帝政期以前)までのフランスを対象に、建築分野における図面や図表表現に着目し、世界を把握・解釈・分類し(再)構築・(再)創造するための思考行為の媒体・手段として捉えた上で、その思想史上の意義を明らかにした。さらに、この特徴的な時代における知と認識の枠組の特徴と変遷を、自然科学史や認識論とも架橋しつつ、建築の図的表現において明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、ドイツを中心に現在盛んな「像行為(Bildakt)」の方法論を援用しつつ、この方法論では未だ十分に扱われていない啓蒙主義時代から19世紀前半までの建築図面を分析することで、自然科学や科学技術の図的表現と思考の関係とを比較し、共通点(=この時代固有の認識の態様)と差異(=この時代における建築固有の問題)を明らかにした点にある。
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