研究課題/領域番号 |
18K00132
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01050:美学および芸術論関連
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
水野 みか子 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 教授 (50295622)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 電子音響音楽 / ラジオフォニック / リレイアート / シェフェール / クセナキス / テレマティックアート / データベース / 音色解析 / ピエール・シェフェール / 音色 / 音響思想 / ネットワーク音楽 / レストレーション / 惑星の貝 / 音楽分析 / 空間音楽 / leapmption / 音響視覚化 / メディア音楽 / 1950年代 / 作曲 / 音楽学 / 音響における時間の可逆性 / オーケストレーション / 20世紀以降の器楽 / 構造的音色表現 |
研究成果の概要 |
「20世紀以降の器楽音楽と電子音響音楽における構造的音色表現の研究」では、音色の諸相を分野横断的に、シェフェールの音響思想の基盤となる1940年代のラジオ活動と演劇活動の音楽学的歴史研究、1960年代の電子音響音楽における音響心理学を『音響オブジェ論』の翻訳と音響サンプル製作による感性データ研究等を進めた。 ラジオ活動と演劇活動は、ミュジック・コンクレートに独特の方向性を持たせた。音響の聞き取りに関して、聴取者の記憶・経験や文化背景に加え、本研究では、青年演劇活動の脚本製作や演出、初期ラジオ放送に技術者として携わったこと、ラジオ・ドラマに独自の広がりを持たせことに焦点をあてた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果は、日本音楽学会、先端芸術音楽創作学会、日本電子音楽協会、国際コンピュータ音楽学会、電子音響音楽国際研究会、音楽情報科学研究会等の学術的な場で発表されたほか、国内外のコンサートで新作音楽作品発表の形で披露された。また、フランスのランス音楽院、国立音楽音響共同研究所や、台湾の国立交通大学でレクチャーを行い、若い研究者や作曲家への教育に貢献した。
|