研究課題/領域番号 |
18K00197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01060:美術史関連
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研究機関 | 大阪芸術大学 |
研究代表者 |
河田 昌之 大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (20712061)
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研究分担者 |
知念 理 一般財団法人大阪市文化財協会, 大阪市立美術館, 主任学芸員 (80726969)
松尾 芳樹 京都市立芸術大学, その他部局等, 学芸員 (80728105)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 土佐派、住吉派、板谷派 / やまと絵 / 桃語絵、社寺縁起絵 / 模写、粉本 / 絵所預り、御用絵師 / 土佐派 / 住吉派 / 板谷派 / 絵所預 / 御用絵師 / 光起、光成、光芳、光貞、光時、光孚、光文、光清 / 如慶、具慶、広守、広尚 / 江戸時代のやまと絵 / 京都御所襖絵、障壁画 / 寛政度、安政度造営 / 海外所蔵土佐派、住吉派作品 / 住吉派、板谷派 / 絵所、絵所預 |
研究成果の概要 |
本研究は、土佐派と土佐派から分派した住吉派の如慶、具慶の物語絵、人物画などの作品とその下絵を対象に、継続して行なってきた研究蓄積や先行研究を参考にしながら、土佐派の作品制作の実態を把握することを通して、やまと絵の継承・創造を担った土佐派の性格、体制などを解明する視点を確立することを目的にした。新型コロナウィルス感染予防のなかにあり、可能な範囲で国内国外の資料調査によるデータ蓄積と作品研究に努めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
やまと絵の流派の土佐派に関する研究は、室町時代の光信が早くに研究され、江戸初期の光吉、前期の光則、光起、住吉如慶、具慶に研究が広がった。しかし土佐派の大半がいまだ研究の対象になっておらず、やまと絵の伝統的な流派であるにもかかわらず全体像が把握できていない。土佐派の活動の全体的な把握のために、研究実績と先行研究を踏まえ、江戸時代の土佐派作品の調査に努めたことで、成果の一端を展覧会や論文等で公開できた。調査が十分に行えず土佐派の活動の解明の視点確立という目的達成には至っていないが、土佐派に対する全体的な理解を促すことと研究の基盤作りができ、学術的、社会的意義がある。
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