研究課題/領域番号 |
18K00223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 名古屋女子大学 |
研究代表者 |
堀 祥子 名古屋女子大学, 文学部, 准教授 (40626230)
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研究分担者 |
水野 友有 中部学院大学, 人間福祉学部, 准教授 (60397586)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 地域資源 / アート / ワークショップ / コミュニケーション / 対話 / 対話型コンテンツ / アートワークショップ / アートコミュニケーション / 地域コミュニティ資本 / 対話型アートワークショップ / 造形的視覚教材 / 地域資源の活用 / 地域社会でのコミュニケーション / 対話による造形表現活動の充実 / 地域資源への着眼 / 地域社会における発達支援 / 地域づくり / アートプロジェクト / 状況的学習 / 双方向コミュニケーション |
研究成果の概要 |
現代社会において人々は生活の中でこれまで以上に多様なコミュニケーションを求められている。 そこで、移動する装置を目印に集まる人々を対話的な芸術表現活動でつなぐワークショップコンテンツの完成を目的とした。 研究期間内において、経過と成果を国内外の学会での発表を行った。また、研究者以外の領域の研究者らを招聘した国内での自主シンポジウムや展覧会形式の成果発表会を開催した。 開発したコンテンツは、保育・幼児教育の掲げるねらいと目的が単体ではなく相互に関連しあう構造となるように考案した。結果、人間関係と表現を核に他の領域が実装され、感染症流行下でも実践可能なハイブリッドなコンテンツを創出することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果が、今後、アートが人に何をもたらしているのかを検証し、地域資源がアート活動と結びつくことで生活をより豊かにしていくことの可能性と、コンテンツのカリキュラム化等の発展的研究への課題定義となった点に学術的意義がある。 本研究でのコンテンツ開発と実践は、研究者がそれをアートパフォーマンスとして活動していくことで研究成果を社会へ開くことにつながる。期間中には世界的な感染症流行があったが、実践を継続することで、多様化する人間関係や社会的経験の質の変化が取り巻く地域や社会環境の課題を見出し、人が穏やかに協働しながら自らの力で解決して乗り越える手段となる可能性を示したことに社会的意義がある。
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