研究課題/領域番号 |
18K00236
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
五島 朋子 鳥取大学, 地域学部, 教授 (80403369)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 地域演劇 / 劇団活動 / シニア演劇 / 公立文化施設 / コミュニティ・シアター / ソーシャル・プラクティス / 鳥の劇場 / 鳥取市民劇場 / 高齢者演劇 / 非営利劇場 / アマチュア演劇 / 社会的課題 / ネットワーク形成 / 市民参加演劇 / 文化環境 / こふく劇場 / 演劇団体 / アートマネジメント |
研究成果の概要 |
本研究は、地方都市を拠点にする演劇団体の活動が、作品上演のほか、教育、福祉、まちづくりなど多様な社会的領域へ活動を拡張していることを、具体的な事例研究を通じて明らかにした。また、そのような演劇活動の社会的拡張の契機は、演劇団体と地域社会の様々なアクターとの相互交流や摩擦にあること、地域コミュニティの規模や特色と大きく関わっていることが確認できた。 演劇活動の社会的拡張を促すには、地域社会の側の演劇に対する関心や期待の醸成が必要であり、演劇団体には地域の様々な団体・組織と濃密なコミュニケーションをとって行く柔軟性と即興的な対応が求められることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、演劇団体の活動が、教育、福祉、地域づくり、国際交流など多彩な領域に拡張している様子を把握し、演劇団体が地域において担う社会的な役割の可能性を提示し、地域演劇研究の新たな視点を提起した。本研究の成果として研究期間中に論文を発表するとともに、本研究によって、ローカルな演劇活動の資料を発掘することができ、地域における文化資源の再評価につながった。
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