研究課題/領域番号 |
18K00241
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
谷村 順一 日本大学, 芸術学部, 准教授 (40552576)
|
研究分担者 |
小野 永貴 筑波大学, 図書館情報メディア系, 助教 (10592868)
常川 真央 中央大学, 文学部, 助教 (20592869)
岡野 裕行 皇學館大学, 文学部, 准教授 (30531280)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 同人誌 / 同人雑誌 / 文芸同人雑誌 / 文学フリマ / 文フリ / データベース / 書誌検索 / アーカイブ / デジタルアーカイブ / 検索システム |
研究成果の概要 |
日本大学芸術学部文芸学科に寄贈された「文学フリマ金沢」5回分の見本誌434冊を資料とし、主に以下の2点について調査、検証を行った。①文芸同人誌の検索システムに対する利活用ニーズ調査②文芸同人誌アーカイブシステムの構築 検索システムに対する利活用ニーズ調査では文芸同人誌アーカイブの構築およびウェブ上での文芸同人誌検索への期待が高いこと、およびその検索項目として文芸同人誌特有の事情を反映する必要性が明らかになった。これらを踏まえ、「持続可能性」に重点を置いた構築形態およびプラットフォームの採用を念頭にデジタルアーカイブプラットフォーム「Omeka」を用いてプロトタイプを構築した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
検索システムに対する利活用ニーズ調査では、検索項目として「出店者(サークル名)」および「書名」、「著者名」「作品名」といったニーズが高いことが明らかとなり文芸同人誌特有の事情を反映した検索システムの構築が不可欠であることが判明した。データベース構築の実作業においては奥付や目次から充分な書誌データを採取することが難しい資料もあり、見本誌現物から新たに目録をとる必要性も示された。また調査結果についてフェイスシート項目でクロス集計を行った結果「日常の中で文芸同人誌を探す機会があったかどうか」という設問は文芸同人誌を探す際に用いる手段で女性が男性よりも回答割合が高いことを示す項目があり性差が示された。
|