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『新潮』編集に関する楢崎勤宛書簡の調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K00283
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02010:日本文学関連
研究機関山口県立大学

研究代表者

加藤 禎行  山口県立大学, 国際文化学部, 准教授 (10318727)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード新潮 / 新潮社 / 楢崎勤 / 雑誌メディア / 編集者 / 佐多稲子
研究成果の概要

本研究は、昭和期の『新潮』編集に従事した、編集者楢崎勤に宛てて書かれた、さまざまな文学者による書簡についての、基礎的な調査及び研究を行うことを目的としている。これらの文学者たちの書簡からは、文芸雑誌編集者が担うことになる業務の多様性や、文学者と編集者の人間関係をうかがうことができる。これらの書簡についての研究からは、いくつかの文学史上の事実を積み重ねることができる。そしてこの研究は、昭和期の日本文学史の記述を拡充していくことができる営為であったと考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本近代文学の研究対象となるテキストは、小説や詩歌などの作品としてのテキストだけでなく、日記や書簡などの文学者たちの私的な状況を伝えるテキストもまた、調査研究の対象となる。本研究で取り扱った楢崎勤宛の諸作家からの書簡は、楢崎勤が昭和戦前期の『新潮』編集者であったこととも関係して、昭和戦前期の雑誌『新潮』の編集状況や文学状況を現在に伝える、文学資料ということになる。これらの資料の調査研究を行うことで、まだまだ明らかになっていない昭和期の文学史について、基礎情報を積み重ねていくという学術的意義があると考えることができる。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 「楢崎勤宛佐多稲子書簡について 一九五七年春、女性作家が旧知の元編集者に送った手紙」2020

    • 著者名/発表者名
      加藤禎行
    • 雑誌名

      『山口県立大学学術情報』

      巻: 第十三号 ページ: 79-89

    • NAID

      120006844349

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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