研究課題/領域番号 |
18K00291
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
小野 泰央 中央大学, 文学部, 教授 (90280354)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 圏点 / 評点 / 宋代 / 近世 / 近世漢詩 / 近世漢文学 |
研究成果の概要 |
圏点は、宋元の頃にはすでに刊本に含まれていた。ここに刊本における評点の出発点を見ることが出来るのである。明代に至って、評点はさらに頻繁に付される。一般的な評点法は、日本でも整理され、さらに細分化している。人名・地名・官名・書名・代名・年号に引く主引があり、文章の優劣に応じて、圏点の種類を変えるようになる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の詩歌集における圏点は整理されていない。よって数量的に最も突出している近世漢詩における圏点の全体像を、圏点の種類・圏点の意味等の視点から整理することは、今後の日本詩歌論においてもまた近世漢文学全般においても、さらには近世書誌学においても資すること大である。この点に本研究の独自性がある。さらにその圏点の変遷によって、学際的な研究の方法論を切り開く可能性を有している。
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