研究課題/領域番号 |
18K00300
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 安田女子大学 (2019-2022) 豊橋創造大学 (2018) |
研究代表者 |
島田 大助 安田女子大学, 文学部, 教授 (50351177)
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研究分担者 |
佐伯 孝弘 清泉女子大学, 文学部, 教授 (40255956)
山口 満 豊橋創造大学, 経営学部, 教授 (60413762)
藤井 史果 富山大学, 人文学部, 講師 (20828868)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 笑話本 / 噺本 / 新笑話本書目年表 / 浮世草子 / 滑稽本 / はつねまち / 近世笑話本 / 書目年表 |
研究成果の概要 |
日本の江戸時代には、1200タイトル以上の笑話本が刊行された。これらの笑話本に所収される笑話は、浮世草子・滑稽本・川柳等、他ジャンルの作品及び落語等の話芸とも密接に関係している。笑話本は、江戸時代に生きた日本人の笑いを考える上で重要な情報を提供してくれる。重要な作品群である笑話本ではあるが、基本資料となる笑話本の書目年表については、1971年に宮尾しげを氏によって作成されて以降、検討が行われていなかった。 本研究では、宮尾氏が作成した笑話本の書目年表を基に調査を行い、1971年以降に発見され紹介された資料、今回取り組んだ最新の研究成果を踏まえて、新たな笑話本の書目年表を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
笑話本に所収される笑話は、日本人の笑いを検討する上で重要な資料となる。笑話は、江戸時代に出版された他ジャンルの作品に取り入れられている。現代に伝わる落語には、江戸時代の笑話が源流になっている演目が多い。こうした笑話がいつから存在し、その後、どのように受け継がれたのかについて整理しておくことは、日本人の笑いを理解する研究を行う上で重要である。 本研究では、1971年に宮尾しげを氏によって発表された書目年表を基に調査を行った。新資料、再版された作品等を、書目年表に加えることができた。本研究で取り組んだことは、人々の笑いについて行う研究の基本資料となる。
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