研究課題/領域番号 |
18K00307
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 神戸市立工業高等専門学校 |
研究代表者 |
土居 文人 神戸市立工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (20300600)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 京都地誌 / 北村季吟 / 文化史 / 教養 / 写本 / 写本地誌 / 江戸時代の教養 / 文献学 / テクスト構築 / 翻刻 / 地誌 / 名所案内記 |
研究成果の概要 |
北村季吟の写本京都地誌「菟芸泥赴」についての文献学的研究を実施した。京都大学附属図書館蔵本と国立公文書館内閣文庫蔵本(172-0145)のテクストが細かいレベルで類似しており、本書のより自筆本に近い本文推測にはこれら2本と、内閣文庫本(172-0150)・国会本の比較が有効であることがわかった。所蔵館の事情のため未調査となった無窮会神習文庫蔵本(3-1-2-5672)と合わせて、これら5写本により本書の翻刻を作成できることが明確になった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
17世紀末の京都地誌(京都案内記)「菟芸泥赴」の国内に所蔵されている写本について、古い形態を持つ写本と後世の写本を判別するための指標が確認された。また、1914-1917年に出版された「京都叢書」でおこなわれた「菟芸泥赴」の翻刻の不備を訂正し、より北村季吟の執筆した「菟芸泥赴」に近い本文の翻刻を実現するための資料の整備がおこなわれた。
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