研究課題/領域番号 |
18K00363
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02020:中国文学関連
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
大東 和重 関西学院大学, 法学部, 教授 (60434859)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 台湾文学 / 比較文学 / 日本文学 / 中国文学 / 台湾研究 / 台南研究 / 植民地研究 / 文学一般 / 台南 / 台湾 / 植民地 / 外国文学 / 国文学 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本統治期の台南における文学活動について、台湾人作家による中国語を用いた文学を中心に研究した。日本統治期の台湾では、台湾人による文学活動が、台中や台北などの都市で日本語や中国語を用いて展開された。一方、長く台湾の中心都市だった台南は、台湾の歴史が刻まれた古都で、古典中国語を用いた文学活動や教育が盛んだった。本研究では、主に中国語で執筆した文学者を中心に、台南における文学活動や民俗研究について研究した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、日本人作家や台湾人作家による日本語文学と対比しつつ、台湾人作家による中国語文学に光を当てた。その結果、台南という植民地の地方都市が持った、複雑な文学のあり方を検討し、文学史の再考を試みることができた。また、民主化・本土化の進む台湾・台南における郷土研究に対しても、日本の学術界から一定の貢献ができたと考える。
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