研究課題/領域番号 |
18K00367
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
竹谷 悦子 筑波大学, 人文社会系, 教授 (60245933)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | ジョセフィン・ベーカー / ロレイン・ハンズベリー / エセル・ペイン / 航空時代 / 原爆 / 占領ベビー / ヒロシマ / 航空写真 / Beate Sirota Gordon / Douglas MacArthur / ブラウン・ベイビー / 占領期日本 / Lorraine Hansberry / A Raisin In the Sun / Hiroshima / aerial archive / 虹の部族 / 地下空間 / African Americans / women / literature / atomic airpower age / Japan |
研究成果の概要 |
二〇世紀中葉のアメリカにおけるトランスナショナルな宙空への転回は、新しい視覚や認識論を生み、地球(惑星)や人種やホモサピエンスの位置付けそのものを変えた。本研究は、そのパラダイム・シフトを表象あるいは記録するテクスト集合体(文学・写真・地図・風刺画・広告・政府文書・建築等々)を「航空アーカイヴ」という概念で捉えるものである。「航空アーカイヴ」構築はトランスナショナルなアフリカ系アメリカ文学研究に道を開くものである。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年のアメリカ文学研究は、トランスナショナルな視座への転回と連携し、地表レベルのメタジオグラフィー(海洋、半球、島、島嶼)に依拠し、間大西洋、半球、環太平洋、島嶼といった空間論的な展開を見せてきた。本研究は「航空アーカイヴ」という概念を導入し、新しいアフリカ系アメリカ文学研究の方法論を呈示するものである。
|