研究課題/領域番号 |
18K00369
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 (2020-2021) 長岡技術科学大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
高橋 綾子 兵庫県立大学, 環境人間学部, 教授 (30435416)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 環境詩学 / 災害詩 / 環境詩 / アンビエンス / 和合亮一 / Brenda Hillman / Jane Hirshfield / 環境文学 / Anne Waldman / 英語俳句 / ゲーリー・スナイダー / Yuki Teikei Haiku Socie / GEPPO / haiku / 北米現代詩 / エコクリティシズム / カウンター・カルチャー / 在米日系人俳句 |
研究成果の概要 |
北米英語俳句と北米現代詩との相互関係を検証したが、それぞれ独立した発展を確認した。北米俳句に関しては、Yuki Teikei Haiku Societyに所属しながらその定期刊行物の検証を続けている。北米現代詩に関しては、環境詩と環境詩学の観点で検証を進めた成果を米国ドミニカン大学のMFA in Creative Writing Low Residency の基調講演で発表した。同大学のハレブスキ准教授との東日本大震災の災害詩の共訳を進めているが、米国での刊行が順調に進まなかったため、環境詩学に関する『アンビエンスー人新世の環境詩学』を思潮社より刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2019年1月、Dominican University of California MFA in Creative Writing Low Residency において、「環境詩学」について基調講演を行った。アメリカにおける環境詩の区分、自然詩、環境詩、生態詩と比較しながら、日本の現代詩における環境詩の形成を、短歌や俳句など自然観から派生した現代詩、原爆や公害問題に系譜をもつ汚染の詩に分けて説明した。ドミニカン大学のハレブスキ准教授とともに東日本大震災の現代詩人和合亮一作品の英訳を進めた。 成果出版として、環境詩学と人新世の観点による論考『アンビエンス 人新世の環境詩学』を思潮社より出版した。
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