研究課題/領域番号 |
18K00386
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
利根川 真紀 法政大学, 文学部, 教授 (40297990)
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研究分担者 |
山崎 暁子 法政大学, 文学部, 教授 (00348301)
宮川 雅 法政大学, 文学部, 教授 (60209864)
小島 尚人 法政大学, 文学部, 講師 (60781169)
丹治 愛 法政大学, 文学部, 教授 (90133686)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 英文学教育 / 理念 / 方法論 / 教材作成 / リベラルアーツ的能力 / 社会人基礎力 / 理念と方法論 / オンライン授業 / ルーブリック / 映画 / 文学研究方法論 / 批評理論 / 映画論 / 文学史 |
研究成果の概要 |
本研究は、あえて英文学にかんする専門的能力より、どの学部の学生でも卒業までに身につけなければならない能力としての「リベラルアーツ的能力」、社会人にとって必要な「社会人基礎力」の養成にフォーカスする英文学教育の理念と方法論を策定し、そのための教材開発をこころみる。リベラルアーツ的能力とは、①言語能力、コミュニケーション能力(日本語・英語を問わず、言葉を論理的・批判的に理解する能力と、論理的・説得的に表現する能力)、②批判的論理能力(文系の場合、言語能力と連動として養成される論理的思考力)、③社会人として必要な文化的教養をたえず更新していくことのできるリサーチ能力――である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
おそらく高校までの国語教育の影響だろうが、文学研究がどのような実践的な意味をもっているかについて懐疑的である学生はいまだに多い。そのなかで実践的な「リベラルアーツ的能力」、社会人にとって必要な「社会人基礎力」の養成にフォーカスする英文学教育の理念と方法論を策定し、そのための教材開発を行った社会的意義は大きかったとわれわれは確信している。複数の教員がひとつの教員組織としてひとつの実践的理念と目的を共有し、それを語る共通の言葉を見つけ、カリキュラムを体系化し、そのなかで教育の内容と方法を議論しあうことは学生の履修動向に実際的な効果をもっていたからである。
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