研究課題/領域番号 |
18K00396
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
吉田 恭子 立命館大学, 文学部, 教授 (90338244)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アメリカ文学 / 現代文学 / クリエイティヴ・ライティング / 翻訳 / 世界文学 / 冷戦 / モダニズム / 現代アメリカ文学 / 翻訳研究 / クリエイティヴ・ライティング・プログラム / 創作科 / ポスト国民文学 / 文化外交 / 自己検閲 / 20世紀 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は大きく4つに大別できる。(1)冷戦期のアメリカ文学生産・解釈にかかわる研究、(2)ポスト国民的世界文学の現状にかかわる研究、(3)翻訳や言語横断的な表象が戦後~現代文学に果たす役割にかかわる研究、(4)文学レジデンシーや国際文学祭、詩人の交換プログラムなど、実際に創作の現場に参与する研究。以上それぞれの領域において一定以上の研究成果を上げることができた。とりわけ、ディストピア小説の扱いについては、冷戦期のアメリカ文学生産と需要における自己規制・自己検閲を理解する上で鍵となる可能性が理解された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は戦後から今日に及ぶアメリカ文学生産の状況を、「自己検閲」「クリエイティヴ・ライティング・プログラム」「ポスト国民文学」「世界文学」「翻訳」といった、新たな視点から見直すことを行った。排他的に特定の国家や言語に帰属して文学が生産された戦後から、地理的帰属や言語使用が流動的になってきた今日の文学生産の変化を把握するための洞察を提供している。
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