研究課題/領域番号 |
18K00414
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐々木 徹 京都大学, 文学研究科, 教授 (30170682)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | Visual Novel / Dickens / Adaptation / TV Drama / ヴィジュアル・ノヴェル / アダプテーション / ディケンズ / テレビドラマ |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、ディケンズの小説作品と、「ザ・ワイヤー」をはじめとする最近のテレビドラマに見られる「ヴィジュアル・ノヴェル」というコンセプトとの関係を考察することであった。 研究成果として、「ザ・ワイヤー」を現代版『荒涼館』ととらえる口頭による国内研究発表を行い、『荒涼館』に関する2本の論文と『デイヴィッド・コパフィールド』に関する論文を国際的な学術誌に掲載し、歴史テクストのアダプテーションに関する論文を国内で発表した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本国内では、現代アメリカのすぐれたテレビドラマに関する文学的な考察はまだ進んでいないようなので、本研究はこの点で新しい研究領域を開いたと言えよう。 本研究の成果として発表した、国際的な学術誌に掲載したディケンズの小説作品に関する3本の論文はいずれも極めて独創的な内容を含んでおり、国際的なレベルで十分通用する日本人による英文学研究として価値あるものと自負している。
|