研究課題/領域番号 |
18K00431
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 昭和女子大学 |
研究代表者 |
島崎 里子 昭和女子大学, 文学研究科, 准教授 (90276618)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 古英語 / 中英語 / 女性 / 聖人伝 / Aelfric / エルフリック / 女性像 / 系譜 / Aelfric / 女性聖人 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、これまでの研究成果をもとに、調査の対象を古・中英語期を通じて最も重要なテーマの一つである「女性聖人伝(聖女伝)」に絞り、特に系譜という観点から、Aldhelm、Bedeら初期のアングロ・ラテン作家およびAelfricに代表される古英語散文作家たちの作品を比較対照し、言語と作品構成の両面から分析を行って、特にAelfricの描く女性聖人像の特徴を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
古・中英語期の聖人伝研究は、従来、語学的アプローチの対象としてのみ扱われることが多く、作品を通して当時の作家たちの思想や社会の様相にまで踏み込んだアプローチは、他の時代に比べて大きく立ち後れている現状がある。 本研究は、当時の英国キリスト教社会が、女性聖人という表象を通じて、ヨーロッパ大陸の文化をいかに受容し、独自に変容、発展させていったかを、言語と作品構成の両面から解明しようとしたもので、そこに学術的・社会的意義を見出すことができると考えている。
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