研究課題/領域番号 |
18K00441
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 東北文教大学短期大学部 |
研究代表者 |
阿部 裕美 (今井裕美) 東北文教大学短期大学部, その他部局等, 教授 (10248726)
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研究分担者 |
佐藤 恵 東北生活文化大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (50341730)
梶 理和子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (60299790)
川田 潤 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (70323186)
吉田 直希 成城大学, 文芸学部, 教授 (90261396)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 感受性 / 宗教 / 科学 / ジェンダー / 精神 / 肉体 / 感覚/感性 / 肉体・精神・魂の関係性 / 科学言説 / 宗教言説 / ジェンダー構造 / クィアな主体 / 「文学」の意味 / クウィアな主体 / 「文学」の機能 / 長い18世紀 / 肉体、精神、魂 / 感覚、感性 |
研究成果の概要 |
本研究は、18世紀の「感受性」に関する研究を、いわゆる「長い18世紀」を範囲として、肉体・精神・魂、そして感覚/感性という観点から、学際的に再検討した。具体的には、科学、宗教、ジェンダー言説など諸言説と感受性の関係性に着目し、① 肉体・精神・魂の関係性の多様な可能性(の模索)という文化的状況、② 感覚/感性がもつ意味/評価の変容と多様化の過程、③ 18世紀後半から提起され始める「文学」の果たす新たな機能の文化的意味を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、(1) 宗教的状況と科学思想の勃興と感受性を関連させたこと、すなわち、宗教と科学の問題、(2)肉体・精神・魂、そして感覚/感性の問題と感受性を接続し、従来否定的に扱われてきた感受性の要素を明らかにしたこと、すなわち、精神と肉体の問題、(3) 更に、女性を中心に考えられてきた「感受性」研究を、ジェンダー構造全般を視野に入れて考えたこと、すなわち、フェミニズム、ジェンダーの問題、そして、(4)18世紀後半の文学と人間と社会との関係性の見直しを図った状況を、現代の文学研究・教育の問題とも結びつけたこと、すなわち、現在の人文社会科学の問題を明らかにした意義がある。
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