研究課題/領域番号 |
18K00492
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02040:ヨーロッパ文学関連
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研究機関 | フェリス女学院大学 |
研究代表者 |
田丸 理砂 フェリス女学院大学, 国際交流学部, 教授 (40386925)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ドイツ文学 / 女性文学 / 亡命研究 / ジェンダー研究 / ワイマール共和国時代 / 女性作家 / 亡命 / アメリカ / フェミニズム文学研究 / ガブリエレ・テルギット / ヴァリアン・フライ / ジェンダー |
研究成果の概要 |
本研究はワイマール共和国時代に活躍した女性作家たちの作品及び、彼女たちのナチ時代の文学活動の考察を課題とするが、その重点はナチ時代の活動に置かれる。 ワイマール期の作品としては、マリア・ライトナーの小説およびルポルタージュ作品を分析した。ナチ時代の文学活動についてはイルムガルト・コインの作品を取り上げ、考察と翻訳を行った。また第二次世界大戦後に執筆されたガブリエレ・テルギットの未刊行作品に関して現地で文献調査を実施し、これら女性作家たちが直面した戦後の文学活動の困難な状況を明らかにした。 なお本研究課題遂行には海外渡航が必須であったが、2019年度末以降、当初の研究予定の変更を余儀なくされた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義、社会的意義はおもに次の3点である。 1.日本ではほとんど知られていない作家マリア・ライトナーについて論文を発表し、作品およびそのジャーナリスティックな手法について日本の研究者に紹介した。2.ワイマール共和国時代の作家として知られるイルムガルト・コインの亡命時代の作品について論考を執筆するとともに、翻訳書を刊行することで日本語話者にドイツ語圏の女性亡命文学へのアクセスを可能にした。3.ガブリエレ・テルギットの未刊行作品についての研究結果をドイツ語で論考としてまとめた。ドイツの出版社発行の書籍に発表することで、広くドイツ文学研究に貢献した。
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