研究課題/領域番号 |
18K00509
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02050:文学一般関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
波潟 剛 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (10432882)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | モダニズム / 異国趣味 / 郷土主義 / 東アジア / 東アジア・モダニズム / 東アジアモダニズム |
研究成果の概要 |
本課題の目的は、東アジア地域におけるモダニズム研究の基盤構築に向けた学術的実践及び研究者のネットワーク作りを推進することにあった。学術的実践としては、異国趣味と郷土主義に注目し、モダニズムと異国趣味、モダニズムと郷土主義という観点から、国際学会等で4本発表を行い、そのなかから論文として1本公表することができた。また、ネットワーク作りに関しては、2019年7月に九州大学で国際ワークショップを開催し、日本国内、北米、東アジア各地から計15名のモダニズム研究者を招聘し、集中的に研究の現状に関する議論を行った。そこでの成果を元にして、東アジア・モダニズム研究の情報共有サイトを開設した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
モダニズムが世界同時的現象であるという認識はあるものの、東アジアにおける実情はまだ明らかになっていない部分がある。本課題の成果は、今後、世界文学史、東アジア文学史における「昭和モダン」の記述を可能とし、一国文学史、各国文学史に対する新たな問題提起をしたといえる。
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