研究課題/領域番号 |
18K00527
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
中山 久美子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 研究員 (40401426)
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研究分担者 |
中山 俊秀 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (70334448)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 危機言語 / アメリカ先住民 / 記述言語学 / ヌートカ語 / 北米先住民 |
研究成果の概要 |
アメリカ先住民の言語の1つであるヌートカ語のアハウザット方言を対象として、自然談話データベースの構築拡充を行った。コロナ禍のため現地調査の実施は限られたものの、これまでの研究で蓄積された自然談話データの文法分析を進め、音声データ・語彙集とリンクさせた基礎資料としてオンラインでの公開を目指すとともにより広い範囲で活用できるようテキスト集としても刊行を予定している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヌートカ語は他の北米大陸の先住民言語と同じく、急激に進む白人社会への同化の流れに置かれ、消滅の危機に瀕する。本データベースは言語構造のみならず、失われつつある伝統社会・技術・生活様式などを記述し、現地コミュニティーでの伝統言語と文化の再活性化に向けて大きく貢献するものである。また自然談話における言語構造・機能の研究という、近年急速に重要性を増している学術的要請にも応えうるものである。
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