研究課題/領域番号 |
18K00533
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
千田 俊太郎 京都大学, 文学研究科, 教授 (90464213)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | パプア諸語 / ドム語 / 形容詞 / 数詞 / 代名詞 / 類型論 / 言語学史 / 韻律 / 数表現 / ニューギニア / 共通語 / シンブー / 語彙研究 / 言語資料 / シンブー諸語 / 言語記述 |
研究成果の概要 |
世界でも唯一のドム語研究者としてドム語と關聯領域の情報を發信し續けることができたのは本科研の成果である。またドム語研究にも關はるが言語研究のメタ的な研究にも携ることができた。研究期間が「コロナ禍」に完全に重なつたため、當初目指した、現地調査を通じて新しい資料を得ながらシンブー諸語比較研究を推進する方式にはそのまま沿ふことはできなかつたことは悔やまれるが、自身のエスペラント研究やトク・ピシン研究とドム語研究の接續がそれなりにかなひ、新しい研究領域を開拓した點は、怪我の功名とも言へるやうに考へる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ドム語の人稱代名詞、數詞、形容詞研究を一歩進め、ドム語記述研究を發展させた。ドム語研究者として、計劃言語とピジン・クレオールの研究を一般言語學の中に位置付ける試みを行つた。これらはみな、世間一般にあまり省みられない、あるいは誤解を受けがちな部分を持つため社會に發信する意義は大きいものと考へる。
|