研究課題/領域番号 |
18K00565
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 早稲田大学 (2020-2022) 東北大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
西田 文信 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (40364905)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 言語学 / 記述言語学 / 歴史言語学 / ブータン王国 / East Bodish諸語 / East Bodish / 危機言語 / ドキュメンテーション / チベット・ビルマ語派 / 歴史言語學 / 文法記述 / ブータン諸語 / チベット=ビルマ語派 / シナ=チベット語族 / 社会言語学 / 言語人類学 |
研究成果の概要 |
本研究ではチベット=ビルマ諸語のなかでも歴史的研究に重要な位置を占めると考えられるブータン王国で話されているマンデビ語を始めとするEast Bodish諸語に関して、現地調査により言語データを収集・整理し、特に語彙形式と形態統語論を中心に、語の文法的振る舞い、構文の意味機能について言語構造の歴史的発展を解明すべく考察を行った。これによりチベット・ビルマ系諸言語の系統関係や下位分類をより精密化することが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
East Bodish諸語を言語動態と言語基層の観点から詳細に考察した結果、East Bodish祖語形式の精緻化がはかられ、言語史ひいては民族移動史を探求する上での手掛かりを得ることができた。特にEast Bodish諸語の歴史的発展、周辺諸語との接触に関する分析が進展した。また海外の研究者が蓄積してきた言語データを連携・統合して、相互利用を可能にするシステムの基盤整備を行った。現地研究者との協働を通じて、現地研究者や若手研究者の育成にも貢献した。
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