研究課題/領域番号 |
18K00633
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02070:日本語学関連
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研究機関 | 別府大学 |
研究代表者 |
森脇 茂秀 別府大学, 文学部, 教授 (40269121)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 日本語表現史 / 日本語史 / 希望表現 / 比況表現 / アスペクト / 方言日本語史 / 静態動詞 / すむ(澄・清) / 北部九州方言 / 五島方言 / 島嶼部方言 / 条件表現 / 希望表現形式 / 比況表現形式 / 条件表現形式 / 比喩表現形式 / 九州方言 / 文献方言史 / 方言文法 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本語表現史を明らかにするという観点から、現在の北部九州の方言と、文献に表れた日本語史とを相対的に考究することによって、新たな日本語の変容過程を明らかにしようとするものである。本研究においては、比喩表現「たとふ」、希望表現「のぞむ」・終助詞「なむ」、アスペクト形式における「静態動詞」「すむ(澄・清)」の意味用法に着目し、それらを考察にすることによって、日本語表現の史的変遷を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日本語の機構や構造の史的変遷を明らかにすることを目的としている。また、本研究を行うことによって「相手にいかに伝えるか、いかに訴えるか、その目的のために、言語はいかに駆使(表現の工夫)されるのか、また、その方法として日本語には日本語なりの伝統的な様式と言語形式が培われてきている」ことを明らかにしようとする。さらに、本研究は、「比喩表現」「希望表現」「アスペクト表現」等といった、各々の表現形式の中での、機能や構造を明らかにした上で、表現形式相互が、いかに関連しているのかを考察することよって日本語史を考究しようとするものである。
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