研究課題/領域番号 |
18K00660
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02080:英語学関連
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研究機関 | 千葉工業大学 (2019-2021) 目白大学 (2018) |
研究代表者 |
木村 博子 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (40637633)
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研究分担者 |
森田 千草 戸板女子短期大学, その他部局等, 講師(移行) (20736079)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 統語論 / 省略 / 格助詞 / 後置詞 / 前置詞 / 格 / 方言 / 前置詞・後置詞 |
研究成果の概要 |
本研究は、省略現象および東北方言の考察を通じ、格助詞・後置詞および前置詞特性を解明することを目的とした。 省略の観点からの研究では、Sluicing, Fragment Answers, Why-Strippingなど複数の種類の省略構文における日本語の格助詞・後置詞と英語の前置詞の具現形(音形化されるか否か・音形化される位置)を決定づける原理を探究した。方言調査に基づく研究は、コロナウィルス感染症の影響で東北方言話者からの聞き取り調査を断念し、文献に基づく調査に変更した。二重目的語構文において「に」として音形化される要素の意味役割・構造上の位置・品詞の特定を目指し研究を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日本語と英語の格助詞・後置詞・前置詞特性を解明した。語順が異なる日本語と英語の同じ構文(省略構文・二重目的語構文・与格構文)における格助詞・後置詞・前置詞の意味役割・品詞・統語構造上占める位置を明らかにすることで、日本語学習者が英語学習を行う際に、日本語の格助詞や前置詞と英語の後置詞の対応関係の理解を促進し、英語学習の一助となる。
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