研究課題/領域番号 |
18K00663
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02080:英語学関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
牧野 武彦 中央大学, 経済学部, 教授 (00269482)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 英語発音 / 日本語話者 / 分節音 / プロソディー / 診断用パッセージ / コーパス / 発音学習教材 / 音声収集 / 音連続 / リズム拍 / 音節 / ピッチ変動幅 / 日本人英語 / 音声 / 中間言語 |
研究成果の概要 |
以前の科研費プロジェクトで使用した「日本人学生による読み上げ英語音声データベース (UME-ERJ)」から抽出した音声データは、日本語話者による英語発音の特徴を記述するという目標に合わない特徴を持つため、独自に音声データを収集し記述研究も行おうというのが今プロジェクトの目的であった。プロソディーについて妥当なデータを得るため、孤立単文ではなく文脈のあるパッセージが必要であるため、既存の発音診断パッセージの内容を分析し適切なものを選定した。しかしコロナ禍の影響で対面による音声収録が不可能になり、被験者の募集にも問題が生じたため、音声データをを集める段階に進むことはできなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
英語学習者の発音の収集は個別の研究者が個別の目的のために独自の材料を用いて行われるのが常であり、全体的な特徴を捉えるようなデータを集めるプロジェクトの例は少ない。日本で行われた代表的なものは「日本人学生による読み上げ英語音声データベース (UME-ERJ)」であるが、含まれる文は全て孤立文のため、文脈に応じて変化するプロソディーの研究には不向きである。本プロジェクトで選定した材料はパッセージであり文脈があるため、これを用いて収録した音声はプロソディー研究に適している。加えて分節音も網羅的に含むため、分節音・プロソディーを含めた全体的な音声的特徴の研究に用いることができる。
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