研究課題/領域番号 |
18K00667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02080:英語学関連
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
奥 聡一郎 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (30288089)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
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キーワード | コーパス文体論 / 英米児童文学 / 意味タグ / コーパスデータ駆動型言語学習 / 文体論 / コーパス / 品詞 / 感情表現 / ファンタジー / 児童文学 / 読みやすさ |
研究成果の概要 |
本研究では、英米児童文学のコーパス構築と文体論の手法により、分析ツールWamtrixによる品詞タグや意味タグの付与と統計的な分析を行い、作品の主題にかかわる解釈に資することを示した。特に、ファンタジー作品群の現実世界と想像世界の語彙分布の違い、読者である子供の成長に伴う対象年齢別の児童文学作品と子どもたち自身が書いた作品群の感情表現の類似性を指摘できた。さらに、コーパス文体論の手法が英語教育においても有用であり、コーパスデータ駆動型言語学習のさらなる発展につながることを実践報告、研究成果としてまとめることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
英語教育における教材としても英米の社会文化的背景を映し出す文学作品としても英米児童文学作品に関する文体研究は有用であり、幅広い応用が可能な研究と考えられる。今回の研究成果である英米児童文学コーパスの構築と活用は教材開発においても文学作品の読みを深める上でも大きな役割を果たすことを具体的な品詞タグや意味タグ、Keynessの分析から明らかになった。 このコーパス文体論による分析結果が、ICTの進んだ英語教育の教室でコーパスデータ駆動型言語学習の教材として協働学習をすすめる中で効果的な教材開発につながっていることを実践報告でも示すことができた。
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