研究成果の概要 |
まず、「モダリティ」(=心的態度)を表す英語(疑似)法助動詞が用いられる「コンテクスト」(=言語が使わる環境、場面、状況など)を明らかにした。動機づけ、現実性、視点、メンタル・スペース、主観性、力、確言性といった観点から、should, must, had better, have to, could, may, need, will, be going toなどの意味論的・語用論的分析を行った。次に、それぞれのモダリティ表現が、文部科学省検定済英語教科書や高等学校学習指導要領ではどのように扱われているかを検証し、モダリティ研究の教育への応用に関する議論を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現実性、視点、メンタル・スペース、現実性、力、確言性といった多角的観点から、should, must, had better, have to, could, may, need, will, be going toなどの用いられる状況や場面を詳細に論じた。また、如何にしてその分析が英語教育に応用し得るのかを論じた。文部科学省検定済英語教科書や高等学校学習指導要領を参照し、これからの高校や大学でのモダリティ表現に関する英語教育の可能性を検討した。
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