研究課題/領域番号 |
18K00689
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
竹本 英代 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (50294484)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 日本語教育 / 日本語学校 / 日本語 / 戦後教育 / 日米関係 / 日米外交 / 日本文化 |
研究成果の概要 |
本研究は、昭和23年に創設された東京日本語学校が、どのような経緯で設立され、教育活動を行っていたかを、(1)言語文化研究所の設立経緯、(2)言語文化研究所の管理者の問題、(3)日本語学校の設立計画、(4)創設期の東京日本語学校の教育状況、(5)東京日本語学校が設立された理由と条件、から明らかにした。 その結果、文部省、外務省、CIE、IED、IBCの協力、すなわち日本側とアメリカ側の人的、財政的協力を基盤として日本社会に設立されたことを解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで未解明であった戦後の日本語学校の設立について、日米相互の一次資料の調査蒐集を行い、創設過程を歴史的に分析した。東京日本語学校は、戦後の日米関係、日米外交のなかで、日米間の相互の思惑のなかで設立された学校であることが明らかになった。日本語学校という学校や教育活動の開発と存続のためには、教える側と学習者側の双方のニーズと相互の人的財政的協力が不可欠であることを解明した。
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