研究課題/領域番号 |
18K00692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 東京福祉大学 |
研究代表者 |
内藤 伊都子 東京福祉大学, 教育学部, 教授 (90569708)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 元留学生 / キャリア形成 / 異文化の対人関係 / 外国人社員 / 縦断研究 / 異文化でのキャリア形成 / 職場の対人関係 / 在日外国人のキャリア形成 / 在日外国人の職場での対人関係 / 外国人正規就労者 / 縦断的研究 / 在日留学経験者 / 外国人就労者 / 留学生の就職活動 / 研究倫理審査 / 留学生のキャリア形成 / 異文化理解 / 異文化コミュニケーション |
研究成果の概要 |
日本で正規雇用として就労している元留学生を対象に、職場での対人関係や日本でのキャリアデザイン等の変化を検証するために、就職後約2年間に渡って同一の調査協力者15名にそれぞれ5回のインタビュー調査および質問紙調査を実施し、追跡データを得た。 その結果、日本人との対人関係については、親密化や広がりはあまり見られなかった。キャリアプランは、日本滞在が長期化するにつれてライフイベントとも関連が深くなり、自身を取り巻く関係者の影響やその変化も確認された。加えて、全協力者は永住権取得を望んでいることも確認され、永住許可申請までが元留学生にとって異文化環境でのキャリア形成の節目となることが想定された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、元留学生である外国人社員を2年間に渡って追跡し、対人関係やキャリアデザイン等の縦断データを得た。人間を情報源とする研究において縦断研究は困難であり、外国人社員の場合は離職や転居、帰国などにより追跡は一層困難であるが、同一の協力者より複数回の縦断データを得たことで、就職後の変化についての分析が可能となり、学術的に一定の意義が見いだせたものと思われる。 社会的には、日本の少子高齢化による労働力不足を背景に、留学生の日本企業への採用や日本社会への定着が推進されているが、元留学生の異文化環境でのキャリア形成を長期的に検討していくことで、就職後の定着の一知見になり得るものと思われる。
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