研究課題/領域番号 |
18K00702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 愛知産業大学短期大学 |
研究代表者 |
川崎 直子 愛知産業大学短期大学, 国際コミュニケーション学科, 准教授(移行) (00461939)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 年少者日本語教育 / 日本語指導が必要な児童生徒 / 特別支援教育 / 発達障害 / 通訳 / 教材開発 / 外国にルーツを持つ子どもたち / 日本語指導 / 識字障害 / 学習障害 / 外国人の子ども / 外国人児童生徒 / 外国につながる子どもたち / 日本語教育 / 日本語指導が必要な子ども / 地域日本語教育 |
研究成果の概要 |
外国人児童生徒の日本語指導を行う過程で、学校の勉強に遅れを生じる子どもたちの原因が日本語力の問題なのか発達障害が関わるのかという課題を掲げて研究してきた。新型コロナウイルスが発生するまでに2回シンポジウムを開催して、100名の参加者と意見交換した。また、外国人の子どもも在籍する特別支援学校の見学に行き、適切な通訳が見つからないという点も明確になった。そうした点も含めて日本語教育学会と日本LD学会主催の「外国人児童生徒と発達障害」をテーマにした発表活動を行った。日本語教育以外の多分野の人たちに、外国人児童生徒の発達障害に焦点を当てた発表で関心を持ってもらえた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
年少者日本語教育の分野では長年にわたって学校の勉強についていけない子どもについての議論がされてきた。本研究では「特別支援教育における通訳の役割」「特別支援教材と日本語教育教材の比較分析」「アセスメントの結果」「シンポジウム開催と独自の教材開発」について研究を進めてきた。助成期間での学会発表やシンポジウム主催を通して日本語指導の現場で使用する教材を2冊開発し、現在全国の支援現場で使ってもらっている。2019年以降、この分野に注目する研究者も増えてきた。また、2022年度にも外国人児童生徒の発達障害を研究課題にした科研費に採択され、学業の遅延は日本語力の問題か発達障害かについて研究を続行している。
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