研究課題/領域番号 |
18K00704
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 新潟大学 (2019-2021) 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 (2018) |
研究代表者 |
蒙 ユン 新潟大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (10783582)
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研究分担者 |
石黒 圭 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 日本語教育研究領域, 教授 (40313449)
近藤 彩 麗澤大学, 国際学部, 教授 (90377135)
中井 陽子 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 教授 (60398930)
堀井 惠子 武蔵野大学, グローバル学部, 教授 (70279769)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ビジネス・コミュニケーションの困難点 / 中国人日本語学習者 / ビジネス日本語(電子)教材 / ビジネス・コミュニケーション / 電子教材 |
研究成果の概要 |
本研究は、2018年にスタート、途中、思いや想像もつかない様々な困難や試練(2018年にビジネス日本語の調査を阻む高い壁、企業秘密保持義務という壁、2020年に異動やコロナ禍)に直面した。その中、研究分担者の方々、国内外の企業様、大学や研究機関の方々の多大なご支援とご協力のおかげで、無事に終えることができた。この場を借りて感謝を申し上げます。本研究は、雑誌論文1件と学会発表12件という研究成果を挙げた。また、本研究で開発したビジネス日本語に関する教材(試用版)が静岡大学、横浜市立大学、新潟大学と米国コーネル大学の教育現場に実際に使用され、受講生から好評されて一定の教育効果が見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
いまだ先行研究が少ないビジネス・コミュニケーションの分野で、現実的な場面でのオーセンティックな対話のデータを入手し、それに丹念な質的分析を行った。これに加えて、質的分析にデータの記述における体系的方法を適用し、①ビジネス・コミュニケーション、②会話分析、③学習者の視点を中心とした日本語教育学という三つの異なる観点を導入することにより、トライアンギュレーションの効果が得られた。また、本研究で開発したビジネス日本語に関する教材(試用版)が静岡大学、横浜市立大学、新潟大学と米国のコーネル大学の教育現場に実際に使用され、外国人留学生だけではなく、日本人学生からも高く評価され、一定の教育効果が見られた。
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