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ASEAN日系企業における異文化間コミュニケーションの研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K00709
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02090:日本語教育関連
研究機関東京外国語大学

研究代表者

大津 友美  東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 准教授 (20437073)

研究分担者 工藤 嘉名子  東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 教授 (80376813)
服部 明子  三重大学, 教育学部, 准教授 (50609485)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワードASEAN / 日系企業 / 異文化間コミュニケーション / 談話分析 / 日本語教員養成プログラム / 日本語研修プログラム
研究成果の概要

本研究では、ASEAN日系企業を対象に、現地従業員と日本人社員の日本語によるコミュニケーションの特徴を談話分析により解明した。第一に、海外日系企業での現地従業員と日本人社員が日本語を用いてどのようにコミュニケーションを行なっているのか、そこで何が円滑なコミュニケーションを阻害しているのかを、特定の言語表現、言語行動、非言語行動に着目し、実際の会話場面のやりとりを分析することにより、明らかにした。そして、その分析結果に基づいて、これから日本人社員と外国人社員がともに働く職場に就職する可能性のある、日本の大学で学ぶ学生を対象とした、円滑な異文化間コミュニケーションのための研修を考案した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日系企業の海外進出増加に伴い、日本人社員同士だけでなく、日本語非母語話者である現地従業員と日本人社員が日本語を用いてコミュニケーションを行う機会が増えてきている。しかし、そのコミュニケーションの実態については、まだ十分に明らかにされていない。そこで、本研究では、実際のビジネス場面での日本人社員同士の会話、マレーシア・タイ・ベトナムの日系企業での現地従業員と日本人社員との会話を録音・録画し、談話分析を行い、現地従業員の日本語使用、円滑なコミュニケーションを阻む要因を明らかにした。また、その分析結果に基づき、ビジネス場面における円滑な異文化間コミュニケーションのための研修を考案した。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて 2022 2021 2020 2018 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 5件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (2件)

  • [国際共同研究] タイ日本学生支援機構(タイ)

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 多様なフィールドへの理解を促す日本語教員養成の試みー企業を想定した日本語研修を考えるー2022

    • 著者名/発表者名
      大津友美・工藤嘉名子
    • 学会等名
      第58回日本語教育方法研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 職場の雑談における話題の選択2021

    • 著者名/発表者名
      服部明子
    • 学会等名
      第57回日本語教育方法研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] タイ人日本語通訳者の使用からみられた「トン」の機能について2021

    • 著者名/発表者名
      ピンスィー・スパンサー
    • 学会等名
      第57回日本語教育方法研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 指示の受け方に見られる外国人従業員のコミュニケーション上の課題2020

    • 著者名/発表者名
      大津友美
    • 学会等名
      国際シンポジウム より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて ―職場をフィールドとするコミュニケーション研究―
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 業務を円滑に進める上で必要な「確認」とはどのようなものか―会議場面における「確認します」に着目して―2020

    • 著者名/発表者名
      工藤嘉名子
    • 学会等名
      国際シンポジウム より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて ―職場をフィールドとするコミュニケーション研究―
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 大学と企業の日本語教育の連関を考える-タイ人日本語人材のインタビューから分かること-2020

    • 著者名/発表者名
      ピンスィー・スパンサー
    • 学会等名
      国際シンポジウム より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて ―職場をフィールドとするコミュニケーション研究―
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 会議場面における現地コミュニケーターの役割-在マレーシア日系企業の事例分析から見えるもの-2020

    • 著者名/発表者名
      玉木麻里恵
    • 学会等名
      国際シンポジウム より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて ―職場をフィールドとするコミュニケーション研究―
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 会議の中での課題発見と解決のプロセス-困難を示す発話「難しい」が現れたケースに焦点をあてて-2020

    • 著者名/発表者名
      服部明子
    • 学会等名
      国際シンポジウム より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて ―職場をフィールドとするコミュニケーション研究―
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [備考] 職場での異文化間コミュニケーションをテーマとしたシンポジウムを開催

    • URL

      http://www.tufs.ac.jp/NEWS/research/210506_2.html

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書 2020 実施状況報告書
  • [学会・シンポジウム開催] 国際シンポジウム「より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて―職場をフィールドとするコミュニケーション研究―」2020

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会・シンポジウム開催] 外国人が知っておくべき日本企業とグローバル企業との違い2018

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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