研究課題/領域番号 |
18K00712
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
志村 恵 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (50206223)
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研究分担者 |
深澤 のぞみ 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (60313590)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 外国人市民 / 社会定着 / 社会参加 / オリエンテーションコース / 移民 / 難民 / ドイツ / 統合コース / 技能実習生 / 日本事情教育 / 統合政策 / 日本社会適応 / 日本語教室 / 移民・難民 / 社会適応 / 定着プログラム |
研究成果の概要 |
本研究は、外国人市民の統合や、社会参加への意識の涵養を進める「日本社会適応・定着プログラム」を開発し、試行・評価する研究であった。研究期間を通じて、主にドイツの統合政策や各国事情教育に関する文献研究、地域型日本語教室の参加者に対する社会活動への参加や子どもの教育に関する意識調査、ドイツ・デュッセルドルフ市での「オリエンテーションコース」における実践の調査、ドイツの「オリエンテーションコース」と日本の技能実習生のための研修プログラムの教科書の比較研究、外国籍の子どもへの教育支援に関する実践的研究、外国人市民に対する定着促進を進めるためのプログラムの部分的開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、永住・定着する就労者としての外国人市民の統合や、社会参加への意識の涵養をより効果的に進める「日本社会適応・定着プログラム」を開発し、実際に試行・評価する研究であった。現在本邦においては、「技能実習生制度」の改革について議論がなされているが、就労人口のシュリンクに起因する人手不足が深刻になっている。これを補うために外国人市民が今後大幅に増えることが予想され、本研究によって取り扱った「日本社会適応・定着プログラム」を開発・実行することは、有能な外国人市民の社会定着と日本社会への貢献を促進するため極めて社会的意義の高い者である。
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