研究課題/領域番号 |
18K00718
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
加藤 好崇 東海大学, 語学教育センター, 教授 (20297203)
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研究分担者 |
宇佐美 まゆみ 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 日本語教育研究領域, 教授 (90255894)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 日本語教育 / 接触場面 / ツーリスト・トーク / インバウンド / ポライトネス / やさしい日本語 / 観光 / 観光接触場面 / 言語問題 / 宿泊施設 / 異文化コミュニケーション / インターアクション / 地域創生 / やさしい日本語ツーリズム |
研究成果の概要 |
本研究は、近年急激に増大をしているインバウンドにおける、外国人観光客と日本人ホストの異文化観光接触場面について調査を行うものである。具体的には、観光接触場面における日本人ホストの使用するツーリスト・トークに焦点を絞った。その結果、観光接触場面に特有のおもてなしに沿ったコミュニケーション行動の存在や日本語使用が明らかになった。さらに、外国人観光客へのおもてなしの一環として、観光のためのやさしい日本語を開発し、観光地での実践を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、世界的に海外旅行者数は増えており、これまでにないほど観光接触場面が世界中で生起している。ところが、観光接触場面におけるインターアクション研究は、観光の持つ「遊び」のイメージのためか、これまで積極的に行われてこなかった。しかし、海外旅行における経済効果は膨大なものであり、さらに観光をきっかけとして移民となるケースも多く、単に観光現場で完結する研究ではない。本研究では、日本における観光接触場面のインターアクション問題の現状やその解決を目的としたものであるが、このことは単に現場における「おもてなし」の改善だけではなく、地方創生、多文化共生につながる意義を持つものである。
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