研究課題/領域番号 |
18K00733
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
|
研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
濱田 陽 秋田大学, 高等教育グローバルセンター, 准教授 (00588832)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | shadowing / perceptual adaptation / pronunciation / listening / comprehensibility / シャドーイング / リスニング / 書き取り / 内容理解 / スキル習得理論 / 発音 / 音声知覚 / 英語の訛り / accented speech / HOT-1000 |
研究成果の概要 |
本研究の最大の目的は、これまでネイティブスピーカーの英語をモデルとして行ってきたシャドーイングという枠組みを、国際共通語としての英語に対応したシャドーイングにモデルチェンジする事であった。そのために、まず、英語母語話者の英語を聞くことができるシャドーイング法を開発した。また、これまでリスニング力向上が大きくうたわれてきたシャドーイングの効果を、アウトプット型へと対応させるため、発音向上を目標としたシャドーイング法の開発も試みた。さらに、日本人英語学習者が英語を聞く際に苦手な点についても検証し、これまでのシャドーイング研究の枠組みを広げることができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでのシャドーイング研究では、シャドーイングは、英語母語話者の英語を聞くための練習法としての位置づけであったが、本研究では、母語話者を含めた、国際共通語としての英語というモデルの中にシャドーイングを位置づけ、その方法を検証した。それによって、シャドーイングは、異なる英語を話す人たちの英語を聞くための優れた練習方法であることが分かり、さらに、世界の(英語母語話者以外の)人たちにとっても分かりやすい英語を習得するための練習方法の一つとして認識できることとなった。
|