研究課題/領域番号 |
18K00736
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
滝沢 雄一 金沢大学, 学校教育系, 教授 (00332049)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 小学校英語 / 教員養成 / 言語教師認知 / 質的研究 / 外国語教師養成 / 小学校 |
研究実績の概要 |
本研究は、近年発展しつつある第二言語教師教育研究における教師認知研究の動向を踏まえ、 (1)小学校教員養成課程にある学生は、英語科の指導に関してどのような信念に基づいて授業計画を作成するのか、また、(2)その信念の形成に過去の学習者としての経験、教育実習、講義経験はどのような影響を与えている か、さらに、(3)講義や教育実習を通じて英語科の指導に関する信念がどのように変容するかを、質的研究方法により明らかにすることを目的とする。2022年度 においては、上記の目的に沿ったでータ収集が主な実績である。まず、(1)教育実習期間中、最初に担当した英語の授業および最後に担当した英語の授業の観察を行った。そして、各授業実施直後、どのような信念に基づいて授業計画を作成したか質問紙による調査を行った。また、教育実習終了後に、実習期間中の最初および最後に担当した英語の授業について、質問紙の回答に基づきながらインタビューを行った。より信頼できるデータを収集するために、インタビュー時には、学習指導案、観察時に記録したフィールドノーツなどを併用した。(2)教育実習後の講義において毎講義の終了時に振り返りシートの記入を行わせ、データとした。(3)講義期間終了後に授業計画作成課題を課し、どのような信念に基づいて作成したか、質問紙による調査およびインタビューを行う予定であったが、所事情により実施を断念せざるを得なかった。得られたデータを含む総合的な分析・検討はこれまでに収集したでータと合わせ2023年度に実施する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2022年度の主目的はデータ収集及び過去のデータと合わせた総合的な分析・検討であったが、2021年度までコロナ感染症拡大防止のために、教育実習期間が短縮されてしまい、他年度との条件において異なる部分が生じていることに加え、予定していたデータ収集ができない事態が生じ不完全な状態で終えてしまったため、十分なデータが収集できておらず、過去のデータと合わせた総合的な分析・検討に至っていない。また、過去のデータと合わせたデータ分析については今後のさらなるデータ収集の結果も考慮しながらより丁寧に行う必要があるため。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ感染症拡大の状況が一定収束し、教育実習の期間等について改善されたことから、より多くの学生への協力依頼を行う等の工夫を行う。なお、得られたデータに条件の違いが生じていることから非常に多様な結果を示す可能性が高いと思われるため、より慎重に検討を進める予定である。
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