研究課題/領域番号 |
18K00755
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
加藤 和美 東海大学, 語学教育センター英語部門, 准教授 (60631801)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 異文化コミュニケーション / 英語教育学 / ICT / グループ活動 / アクティブラーニング / オンライン共同授業 / 英語教授法 / グローバル人材育成 / 中間言語語用論 / 第二言習得 / 語用論 / 異文化間コミュニケーション / iPad教材 / コミュニケーション能力 / 第二言語習得 / ICT / 人材育成 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は「教室内のみで行われたグループ活動を、ICTを利用して海外の学生とグループ活動を共同で行い、学習者のグローバル人材育成を行う」ことである。研究1年目、2年目はシンガポール、3年目はタイの大学生とオンラインで共同授業を行った。本研究者が作成した教材と教授法を利用して実際にグループ活動を行いその様子を観察した。録画した動画の分析とアンケートの結果、日本人学生の発言率が高くなるだけでなく日本人学生がグループ活動をリードする側に回ることが可能であることがわかった。その理由として、シンガポールの学生たちの方略的能力の高さや、タイの学生と日本人学生の英語に対する苦手意識への共感が挙げられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海外とオンライン共同授業を行う際に、交流する国は英語母語話者を対象にする傾向がある。しかし、アジア圏のさまざまな国の大学と共同授業をすることで、異なるアクセントに触れることができるだけでなく、その国独特の文化や日常生活での英語使用の頻度も知ることができる。その結果、日本人学生は交流相手国の特徴を捉えながらその攻略法を考え、コミュニケーション能力のうち方略的能力が養われると考える。したがって、英語母語話者だけでなく、第二外国語として英語を利用する国や、日本と同じように外国語として英語を使う国の学生とオンラインでグループ活動を繰り返し行い、よりグローバルな人材育成をしていく必要があると考える。
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