研究課題/領域番号 |
18K00762
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
呉 大煥 名城大学, 外国語学部, 教授 (20340218)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 開放前の基督教宣教師の韓国語教育 / 延世大学韓国語学堂の設立 / 韓国語学堂の発展過程 / 初期韓国語学堂と宣教師との関係 / 初期宣教師の韓国語学習書 / 朝鮮語教育史 / 宣教師の朝鮮語教育 / 制度的韓国語教育の発展 / 基督教宣教部と韓国語学堂の関係 / 初期朝鮮語学習書のコーパス / 言語学 / 韓国語教育 / 韓国語教育史 / 初期宣教師の韓国語学習 / 宣教師の初期の学習書 / 初期宣教師の朝鮮語教育 / 延世大学韓国語学堂 / プロテスタント宣教師のための韓国語教育 / 制度的韓国語教育の歴史 / 韓国語教材のコーパス化 / 制度的韓国語教育 / 教育内容の連続性 |
研究成果の概要 |
本研究を通じて、最初の宣教師であるAllenの「A Language Book of Korean」を発掘し、論文発表をした。また、初期宣教師の主な韓国語学習書だった「Fifty Helps for the Beginner in the Use of the Korean Language」の特徴を明らかにし、論文発表をした。さらに、前述の2冊の学習書の電子化をし、コーパス化したものを元にして、1冊の著書を出版した。 そして、アメリカの宣教師の組織が韓国語学堂の緊密な関係を維持した記録をもとに、その関係性を明らかにした論文を発表した。したがって、韓国語学堂の発展過程を説明することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近代的韓国語敎育の歴史の重要な機関である延世大学の韓国語学堂の発展過程を説明することができ、また、初期基督教宣教師の韓国語学習書の特徴を言語学的、教育学的アプローチにより説明することによって、韓国開放前の韓国語教育特徴を完璧ではないが、明らかにすることができた。現代の韓国語教育の出発点は韓国語学堂の設立にあるが、その前史としてアメリカを中心とした基督教宣教師の韓国語教育・学習が存在したこととその前史が現代の韓国語教育に何らかの形で継続性を持っていることがわかった。
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