研究課題/領域番号 |
18K00765
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
杉浦 香織 立命館大学, 理工学部, 教授 (50515921)
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研究分担者 |
堀 智子 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (00269789)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | auditory priming / repetition / L2 pronunciation / prosody / adult learners / musical rhythm / pronunciation / second language / 発音学習 / リズム / 暗示的学習 / 日本人英語学習者 / リズムの反復 / 音声学習 / 音声分析 / リズム音の反復 / 音声反復 / プロソディー / 文節音 / 第二言語習得 / 反復 / リズミックプライミング / 聴覚性プライミング / 英語プロソディー |
研究成果の概要 |
成人の英語学習者が「リズム音を即時復唱し、続いてリズム音とリズム型が一致する文を即時復唱する」という発音練習により、リズムの発音のみならず他の発音も伸長させるかどうかを考察した。学習効果はリズムの発音と、発話速度、母音長、ポーズなど長さに関係する発音に及んだ。また、効果の持続はリズム音がない場合より、ある場合にみられた。さらに、音韻的短期記憶能力が高い学習者は低い学習者と比べて、リズム音をリズムの発音向上に利用できた。一方、リズム音がなく音声情報のみで学習する場合、より英語力の高い学習者が効果を得た。本研究は、リズム音を用いた暗示的発音学習が成人の第二言語学習者に効果的である可能性を示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、知覚した言語形式を学習者が即時復唱するという明示的な指導を受けない発音学習により成人英語学習者(以下、学習者)が効果を得られるか、またその最適な条件は何かとういうテーマを土台とした研究である。認知的に発達した学習者は明示的学習が得意であることから暗示的発音学習の効果について探った研究は少ない。本研究では、特に先行リズム音を用いた学習が、リズムの発音とそれ以外の発音項目も効果的であること、効果をより持続させる傾向にあること、さらに学習者の個人差(英語力、音韻短期記憶、リズムへの敏感性)が効果にどう影響するかを示し、英語の発音学習方法に新たな知見をもたらした点で意義がある。
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