研究課題/領域番号 |
18K00783
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
橋本 健一 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (20581036)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 文理解 / 動詞句省略文 / Cross-modal priming task / 話速 / ポーズ / リスニング / 外国語 / 第二言語習得 / 発話速度 |
研究成果の概要 |
L2動詞句省略文の理解処理に発話速度とポーズの長さがどのように影響するかを検討するため、課題における動詞句省略文の提示速度を通常スピードとその約8割のスピードのものの2種類、そして節間のポーズの長さを300msと700msの2種類用意して、それぞれを組み合わせた4条件を用いたCross-modal priming taskを実施した。その結果、通常スピードでポーズが短い時と通常の8割のスピードでポーズが長い時に意味的プライミング効果が見られて、話速に応じた適切なポーズの長さがあり、それらがマッチしている時に処理が促進される可能性が伺えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
英語教育における理論と実践の往還が近年重要視されているが、本研究は日本語母語英語学習者がリスニングのトレーニングを行う際に、素材となる音声のスピード面でどのような調整をすることが適切・必要かを、心理言語学研究に基づく行動心理実験の結果から検討しようとするものである。今後さらに多くのデータを集めることで、学習者のより一般的な傾向の把握が可能となり、より的確な英語学習素材の作成へとつながることが期待できる。
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