研究課題/領域番号 |
18K00784
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
岩田 淳 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (00280438)
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研究分担者 |
汪 曙東 島根大学, 学術研究院教育研究推進学系, 准教授 (50435046)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | デジタルバッジ / マイクロクレデンシャル / 医学英語教育 / ESP / eラーニング / 動機付け / 医学英語教育学 / 学習動機 |
研究成果の概要 |
本研究では、デジタルバッジによる学習成果の認証システムを導入したリーディング演習教材を開発し、運用評価によって、その認証・評価方法が学習や学習動機にどのような効果をもたらすのか検証を行なった。 研究の第1、2フェーズでは、医学英語のリーディング演習教材を開発し、試用による改良と学習者評価データの分析を行い、第3フェーズでは教材の運用により、学習効果について検証を進めた。検証の結果、デジタルバッジによる学習達成度を可視化する本システムのインストラクショナルデザインを81.1%が「分かりやすい」と回答し「学習の動機付けに役立った」と回答した学生が64.2%であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ビジネスや工学分野の専門英語学習eラーニング教材は開発例が多いが、医学英語学習教材は、ニーズがありながらも学習者数が限られており、開発例が少ない。加えて「ジャンル分析」によって精選した素材やトピックをもと作成されたリーディング学習教材は例を見ず、新規性を有している。 学習達成状況を可視化する「デジタルバッジ」を導入することで、学習効果だけでなく、学習への動機を高め、学習者の自律的学習を促進する効果が期待される。このような機能を取り入れた教材開発例はないことから、本課題の教材開発手法とその有効性に関する研究成果は、学術的意義が高く、他の専門分野英語学習eラーニングへの応用と発展が期待される。
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