研究課題/領域番号 |
18K00785
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
原 隆幸 鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 准教授 (40572227)
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研究分担者 |
樋口 晶彦 宮崎国際大学, 国際教養学部, 特任教授 (20189765)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 異文化間理解能力 / 言語教育 / カリキュラム / 言語教育カリキュラム / グローバル人材育成 / 異文化間理解教育 / 言語教育政策 / グローバル化対応 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、新たな未来を築くための大学教育への質的転換に向けて(H24 中教審答申)、グローバル人材の育成戦略(H24 グローバル人材育成推進会議)などを念頭に、学校教育における異文化間理解能力を育成する言語教育カリキュラムの構築を目指した。そのために近隣諸国・地域であり、異文化間理解教育と言語教育が進んでいる台湾とオーストラリアを研究対象とし、①グローバル化に向けての対応政策、②言語教育政策と言語教育カリキュラム、③異文化間理解教育について、比較・分析を行ってきた。その上で、グローバル化する社会で日本に求められる言語教育カリキュラムを構築し、その有効性を検証し、提案することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の結果、欧州評議会から異文化間理解能力に関する参照枠が存在し、それらを比較・検討した。これらを地域化した上で日本の学校の言語教育に組み込むことで、異文化理解能力を育成できるという示唆を得た。 ただ、コロナウイルス感染症の影響で研究期間を2年延長したが、海外渡航が最終年の後半にしかできず、台湾とオーストラリアで得られた資料を十分に分析する時間が確保できなかった。ここで得られた知見を先ほどの参照枠に組み込むことで、学校教育における異文化間理解能力を育成する言語教育カリキュラムを構築するはずであったが、構築するに至らなかった。
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