研究課題/領域番号 |
18K00788
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 足利大学 |
研究代表者 |
飛田 ルミ 足利大学, 工学部, 教授 (40364492)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ESP / アクティブラーニング / ICT / NIRS / PBL / オンライン教育 / ブレンド型授業 / 脳科学データ / LMS / 英語コミュニケーション / カリキュラム |
研究成果の概要 |
本研究は、専門に特化した外国語教育(ESP)の効果的なプログラム開発を目指す継続的研究の一環である。当研究期間内では、近赤外分光法(NIRS)による脳科学データを活用することにより、学習者特性と教材や指導法の適合性を測定し、効果が期待できるアクティブラーニングの課題解決型学習(PBL)を実践し効果検証を試みた。 PBLは対面授業、遠隔授業、ブレンド型授業と、社会情勢に対応して様々な形態により実践することを余儀なくされた。そこで、授業形態と学習成果の差異を検討したところ、効果的なICT活用が学習効果に影響を与えることが明らかとなり、効果的なESPプログラム開発に示唆を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当研究では、NIRSを活用することにより学習中の脳内活動の直接観測が可能となり、学習者特性と教材および指導法の難易度や内容の違いによる、脳内の賦活化の差異を測定することにより、効果が期待できる最適な組み合わせに示唆を得たことは学術的に意義があると考えられる。また当該研究期間では、研究対象となった授業は対面、遠隔、ブレンド型と形態の変容を余儀なくされた。そこで、授業形態の差異が与える学習成果への影響を検証することにより、ICTの効果的な活用法および指導者のICTリテラシーの重要性が判明した。この結果は、世界情勢に合わせた授業形態の変容にも応用可能であることから社会的意義があると推測される。
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