研究課題/領域番号 |
18K00794
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
宍戸 真 東京電機大学, システムデザイン工学部, 教授 (20247084)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 人工知能 / 音声認識 / 発話練習 / スピーキング / 効果測定 / E-Learning / 発音練習 / 英語教育 |
研究成果の概要 |
日本人が話す英語を認識する音声認識と人工知能による応答を利用した英語発話を行うE-Learningシステムを開発した。本システムによる1年間の学習を行ってもらう検証実験を行った。学習の開始時(4月)と終了時(翌年1月)にTOEIC、OPIcを受験してらい、事前・事後の得点、評価を比較し、本システムを利用して学習した効果をリスニング力、スピーキング力の変化を比較することから検証した。TOEICの結果では大きな変化は見られなかったが、OPIcにおいては、顕著なレベルの上昇がみられた。これらの結果から,音声認識とAIを使用したE-learning教材によるスピーキング練習が効果的な結果をもたらした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人工知能を利用した発話練習用E-Learning教材で学習することにより、費用をかけず、1対1での発話練習を行うことが出来る。コンピュータによる音声認識、AIを利用した新たな英語学習システムの発展へと寄与できる。また、日本人が話す英語の音声認識、AIによる発話練習を利用し、学習することで、英語のリスニング力、スピーキング力の向上が期待できる。これらの成果から、ネイティブスピーカーに代わる英語指導が実践できることを実証することも可能である。さらには、学習者が、はずかしい、自信がないという英語による発話練習に対する否定的な心理を脱却し、自ら進んで自律性をもって英語の発話に自信を持てるようになる。
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