研究課題/領域番号 |
18K00795
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
尾関 直子 明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (00259318)
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研究分担者 |
王 ウェイトン 東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 特定教員 (80867862)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | スピーキング / 物語評価 / CAF / DST / スピーチパフォーマンス / creativity / 正確さ / 流暢さ / 複雑さ / コンプレックス・システムズ・アプローチ / タスク / ダイナミックシステムズアプローチ / 第二言語習得 |
研究成果の概要 |
日本人大学生のスピーキングパフォーマンスが、スピーキングタスクを継続的に行うことにより、どのように変化をするのかを調査した。スピーキングパフォーマンスは、complexity(複雑さ)、accuracy(正確さ)、fluency(流暢さ)の3つの観点からの量的分析と物語評価という観点から質的分析を行った。結果は、調査協力者のスピーキングパフォーマンスは、直線的に上達するのではなく、各個人によって、CAFの変化が違いDynamic Systems Theory (DST)の考え方と一致していた。また、CAFの値がそれほどよくなくても創造性の評価は満たしている協力者が多くいたことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、タスクを継続的に行うことにより、パフォーマンスがどのように変化するかについては、ほとんど調査させてこなかった。また、調査されても、スピーキングの変化をcomplexity、accuracy、fluency(CAF)の観点から量的に測る研究がほとんどであった。本研究では、上記の観点の他、物語評価という質的観点を取り入れて、パフォーマンスの発達の変化を調査したことに意義がある。また、調査結果がDynamic Systems Theory を裏付けていること、また、CAFの観点から測ったスピーキング力が低くとも、自分の考えや意見を伝えることができることが判明したことにも意義がある。
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