研究課題/領域番号 |
18K00803
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 千葉大学 (2019-2022) 名古屋外国語大学 (2018) |
研究代表者 |
椎名 紀久子 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 名誉教授 (40261888)
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研究分担者 |
後藤 希望 名古屋外国語大学, 現代国際学部, 准教授 (10726855)
森川 セーラ 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (80506882)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 論理的・批判的思考力の養成 / トゥールミン・モデル / 体系的指導と教材作成 / 日常生活・異文化・歴史関連の題材 / 日本語と英語による教材 / 高校生・大学生・社会人対象 / 批判的思考力の育成 / 日常生活・異文化・歴史の題材 / 批判的思考力 / 体系的指導と教材 / 日本語と英語による教材化 / 題材:日常生活・異文化・歴史 / 日常生活と歴史的トピック / メディア画像の吟味 / 批判的思考 / 体系的論理的指導 / 言語・異文化・歴史 / 文章・図版・動画 / 日本語(母語)教育 / 英語教育 / 日本語と英語による批判的思考力育成用教材 / 論理的思考 / 思考方法の体系化 / 多角的教材化 |
研究成果の概要 |
本研究の目的はクリティカル・シンキング力を養成するために、トゥールミン・モデルを活用した指導法と学習用教材を開発し、教育現場での試用を経て指導者や学習者からフィードバックを得ることで、今後の指導への指針を得ることであった。その結果、『図解で学ぶクリティカル・シンキング:トゥールミン・モデルを活かして』を出版し、付録に英語教材を収めた。同書を研究者、教員、大学生、高校生等に配布し、コメントを収集して分析した結果、概ね同書が高い評価を得ていることがわかった。特に身近なトピックを題材にして、トゥールミン・モデルを用いた図解で、ステップを踏んでクリティカル・シンキングを養成する手法が高く評価された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
トゥールミン・モデルは論理的議論のためのモデルと考えられているが、1)文献研究から、モデルの構成要素の一つ一つがクリティカルに精査されてこそ議論が論理的になることが判明し、モデルをクリティカル・シンキング養成に有効なモデルとして捉え直した。2)クリティカル・シンキングの必要性を漫然と解くだけでは実効性のある指導はできない。モデルのアルゴリズムに基づいてクリティカル・シンキングのシステマティックな指導法の開発と教材作成を行った。生成AIの活用と乱用が懸念される昨今、クリティカル・シンキングは必要不可欠な思考力である。本研究は一層の精緻化を図る必要があるものの、その研究意義は大きいと考えている。
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